禾
田中です。
『秋』という字の成り立ちを調べてみたら、どうも正解がないような感じでした。
『禾』は粟を代表とする穀物が収穫期を迎え、穂を垂れた形というのは予想通りでした。
『火』は、その穀物についた害虫を火で駆除している姿(後に害虫を表す部分はなくなり)というのが個人的にしっくりきました。
漢字は御存知の通り表意文字であり、文字自体が意味を持ちます。そして日本語では、これに表音文字である、ひらがな、カタカナを組み合わせて使います。漢字だけではなく、ひらがなだけではなく、そしてカタカナだけでもない、豊な文章表現の源泉の一つはここにあるように感じます。
もう少しこのブログでも豊な文章表現を使い、ためになる内容にしていければと思います。