日進月歩
田中です。
今日こんな記事を見つけました。
まとめると『これまでの太陽光発電よりめちゃくちゃ安く作れて、100から1000倍発電できる太陽光発電の素材ができそうです』という内容です。
↑これが予定通り2015年に実用化されたら、既存メーカーは痛いかもしれませんが、この技術を日本の会社限定で使用可能になれば、太陽光発電分野で日本の大逆転勝利ではないでしょうか?まあ、日本限定なんてコトにはならないでしょうけど・・・
確かに太陽光発電が普及してきたのはここ数年ですが、歴史で見れば40年くらいあるわけで、技術革新という目で見れば遅いくらいです。(まあ、商売になり始めたのがここ数年だから仕方ない面もあるかもしれませんが・・・)
ちょっと話はそれますが、弊社でも太陽光発電を取り扱っておりますので、お客様とお話しさせていただくときには必ずお伝えするようにしているのは、「リフォームの場合、儲けるのは無理です」ということです。
地球の環境を考え、負荷を微力ながら減らすという志があるならば導入すべきですが、金銭的な損得だけで考えれば結論は『損』です。
しかし、新築の場合は長期の住宅ローンに組み込まれて、毎月にかかる機器代の支払いが低減されるので、『電気代の収支-毎月の機器代の支払い=+』という黒字になり、『得』になる場合もありますので、屋根面の向きや周辺環境も見極めながら検討すればよいように思います。
人間誰しも損得を考えます。私ももちろん考えます。昨年太陽光発電が大幅に伸びたのも、買い取り価格の倍増、海外メーカー参入による価格の低下という、数字で測れる『損得』という価値観で『得』になるという方向性が出たからにほかなりません。いくらCo2がどうこういっても、それだけでは微増程度だったでしょう。
話を戻します。
こういう話は個人的にものすごい興味をそそられます。新しい技術、新しいシステム、新しいサービス、新しい制度、新しい・・・
一つのモノが形を作ると、それが模倣され、切磋琢磨することでブラッシュアップされたり、グダグダになって共倒れになったり・・・そんな中でまた別の切り口の新たなモノが形作られて・・・それの繰り返しですね。制度の場合は、新たな商機が産まれたりします。それが良かったり悪かったりしますけど。
でも、私はその新たなモノが出てきて、それまでの価値観が壊されるところが好きなんです。なにも破壊が好きなんじゃないですよ・・・(念のため)
それまでの価値観が壊されて、それが社会に受け入れられるということは、それまでの商品・サービス・価値観などが古くなっている、飽きられている、もっといえば社会で必要とされていないということ。
そうして社会が良い方向に向かう可能性が産まれることが好きなんです。現状維持では発展はありません。その時点から衰退が始まります。
社会全体の変化、日本の変化、地域の変化、自分の近くの変化、そんな変化が好きなんです。イシンホームの工法の変更、仕様の変更、いいじゃないですか!お客様により良いモノを提供できるようになるんですから。
日々の変化を楽しみ、大きな変化も楽しみながらこれからも楽しい人生歩んでいきたいと思います。
なんか、ちゃんと言葉にできないんで、このへんで今日は終わります。もう少しうまく言葉にできたらまた書きますね。
田中裕一